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テストはなぜするの

 テストはなんのためにするのですか?
 先生にそう尋ねますと、たいてい

 「理解を確実にするためだ」

 「できないところを見つけて、ちゃんと学習するためだ」

 という答えが返ってきます。

 ほんとうかなあ。ほんとにそのように使っているのかなあ?

 いちおう、算数・数学を念頭において考えます。
 できた子が、「この理解でよかった」と確認できるのはいいとしてです、できなかったときの対応が問題なのです。
 たいてい

 「頑張って、自分でやっておきなさい」

でしょ。
 それじゃ、だめだって。
 それが落ちこぼれの山を作る原因です。

 授業でもわからなかった子なんですよ、さらにテストで「できない」という実感を味合わせているのです。そこで先生が放り出してしまって、
「自分でやっておきなさい」

 それで、自習できるはずがないじゃないですか。落ちこぼれるだけです。
 

 テストをやったなら、そのフォロー体制ができてないといけない。これ、大事なことです。フォロー体制を作ってないなら、テストなんかするな。

 せっかく「何ができないのか」をみつけたわけでしょ。その子にあった指導やワークを提供できないといけない。それも、親切に、暖かく。

 そんなことをしているヒマが先生にないって?
 もちろんそれが現実です。テストのあとのフォローをやっていたら、教科書を終わらせることができません。教科書を終わらせなければ、保護者からも校長からもクレームがきます。

 だからしょうがないって?

 そこが、しょせんは官営学校であり、教育の配給制度なんです。与えられた教科書を教えるのが学校なんです。明治時代の感覚を、まだ引きずっています。そう法律で統制してしまったから、身動きできないのです。
 発想が逆です。いちばん大事なところで発想が逆だと思うんです。

 「この子はどういう子で、何を必要としているか」から出発しないといけない。そこから、授業方法もテキストも学校の体制も組み立てないといけない。
 根本的な教育革命が必要なんです。

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