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もしも私が小学校を作ったら(2)

 学校がよいものになるかどうか、とにかく教師次第である。どのような教育方法を採用したとしても、たとえサマーヒルタイプの自由学校だったとしても、教師が最大の要素である。
 もしも私が小学校を作ったら、誰を教師に雇用するかの選考に、全力を挙げる。ただし、自校で人事権を持つ私学タイプの学校とする。

 理論上は解雇可能な私学だとしても、いったん雇った教師は、よほどのことがない限り解雇はできない。採用にあたっては、結婚相手を決めるくらいの覚悟が必要である。

 ペーパーテスト的能力は、大学を卒業する程度あれば十分である。大卒資格があればそれでよく、あらためて試験はしない。教員免許はどうでもよい。

 志願者には、まず、採用担当者を相手に模擬授業をやってもらう。自分が得意の授業と、指定された課目を時間内に準備して行う授業の両方をやってもらう。

 次に、採用担当者を保護者と見立てて、採用担当者との面談をやってもらう。いろんな無理難題に対しての対応能力を見る。

 次に、一日、副担任としてどこかの教室に入ってもらう。子どもを指導することも、子どもと遊ぶこともしてもらう。翌日、子どもたちに、どういう先生だったか感想を尋ねる。担任の判断と、子どもたちの感想を総合する。

 以上で、仮採用するかどうかを決める。
 仮採用した人には、十分な給与を払い、1ヵ月間、副担任をやってもらう。あらゆる局面での対応能力を見る。
 子どもが読めるかどうか、子どもとコミュニケーションを取るのがうまいかどうかを、最大の判断材料にする。
 その上で、採用を決定する。

 採用後、1年は副担任をしてもらう。飛行機の操縦士が、副操縦士としての経験を積むのと同じである。
 なお、私が作る学校では、クラスは常に複数担任とする。一人は主として教科を担当し、一人は主として生徒の日常や生活状況に対応する。

 校内組織で、主任制度のようなものは設けない。誰が指導的立場になるかは、時と状況により変化するものである。柔軟にプロジェクトチームをつくる。

 私が作る学校では、教師が生徒を脅すこと、侮蔑することは許さない。「何やってるんだ」というような表現が飛び出してはいけない。
 とはいえ、誰でも長年の習慣で、気が付かずに脅したりバカにしたりしているものである。これは、研修会や、現場で、指摘し合い、学び合ってもらう。

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