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昔はよかった?

 秋葉原で、無差別大量殺人があった。

 稀に起こるとんでもない事件があると、昔はなかったのに最近の世の中はひどくなった、そういう見方をしがちである。

 少年犯罪についてであるが、戦前の子どものほうが人を殺していた、というデータを挙げているサイトがある。
「少年犯罪データベース 戦前の少年犯罪」
http://kangaeru.s59.xrea.com/senzen.htm

そこから例を引用すると、
 昭和9年(1934).11.21〔小3ら3人が同級生を火炙り殺人未遂〕
 北海道網走郡で、小学3年生3人が下校中に同級生を松林に連れ込んで裸にして木に縛りつけ、火あぶりにしようとしているところを教師に見つかった。授業中に筆を貸さなかったため殺そうと計画して友人2人に手伝わせたもの。

統計数値を引用すると、少年による殺人(検挙数) 人口10万人あたり

  昭和11年 1.05。

  平成17年 0.58。

 そうなんですねえ。いちばん多かった時代が昭和25年~35年で、2.0を越えている。

 では、相手が誰でもよかった無差別殺人については、戦前と戦後で違いがあるのだろうか。
 わからない。

 近年は、共同体が希薄になり、個人に内面化された「かくあるべし」によるコントロールが強くなった。だから、恨みの対象が不特定となりやすいのではないか、という仮説は持っている。でも、まとまったデータには、出会うことができない。

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