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できるあんたとできないあんた

 グループに対して、何かを教えたり、ワークをやったりするとき、とても単純な法則があります。

 いっしょに一つのものを完成させる作業や、役割分担で成り立つ作業をしていると、お互いの仲がよくなってきます。自己表現がたくさんできると、もっとよくなります。

 「あんたはできるけど、あんたはできない」と差別や順位をつけていると、お互いの仲が悪くなってきます。人間は、比較されるたびに孤独感を味わうものです。優越感を味わう側も、劣等感を味わう側も、どちらも実は孤独なのです。

 学校の勉学では、「あんたはできる、あんたはできない」というメッセージがたくさん出ています。学校は、社会に出て個人のポイント稼ぎをして生きることの練習になっています。
 もちろん、生徒も先生も、その上に仲のよい関係を築こうと努力しているのですが、差別や順位づけをそのままにしているので、どうしても効果が薄いです。
 いじめのはびこる土壌になります。

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コメント

 役人が作った教育システムです.
 「個人のポイント稼ぎをして生きること」は,まさに役人社会の縮図.

投稿: Ladybird | 2012年8月14日 (火) 04時12分

以前コメントをしたものです。

中学校に行けなかった娘は、元気に胸を張って高校へ行っています。
競うこと・比べること・争うこと…
「中一ギャップ」などと先生に言われたけれど、それをつくっているのは学校のシステムですよね!と先生に言ってもわかってくれるわけもなく。

やさしさとか温かさとか学校で評価されない魂のきれいさを汚されたくなくて、不登校になる子が多いのだと思います。


投稿: さとう | 2012年8月16日 (木) 14時50分

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