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知識・技能とその人自身

 教育の最大問題は、どんな知識・技能を持っているかではなく、知識・技能とその人自身の関係なのだと思います。

 権威・権力によって知識・技能を注入されると、権威・権力をふるうために知識・技能を使うようになります。

 賞罰で誘導されると、自分のほんとうの動機がわからなくなって、目先の利害に果てしなく巻き込まれていきます。

 競争で誘導されると、他人に優越するために知識・技能を使います。うまくいかないと、嫉妬したり、劣等感にとらわれたりします。

 私たちは、このようなことで苦しんでいるのではないでしょうか。

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コメント

そうです。先生のおっしゃる通りにこのようなことで苦しんでいます。私が子供だった頃よりもさらに厳しい状況です。何かおかしいな?と思う自分が変なのかと迷ってしまうくらい、多くの人が同じ方向を向いていて怖い気がします。

投稿: やま | 2011年12月18日 (日) 10時56分

はじめてコメントします。まさに日本はその世界に浸かっている状態です。主人もその一人です。よかれと思い、さらには主人自身がそのようにして欲しかったと思ったようです(逆に主人はある意味放任でした)基礎学力の底上げだと「塾だ・中高一貫だ」と言っています。さらに「手に職だ(ここまでは分かるが)」と言って医者になるレベルまで頑張れば何にでもなれる、とまでいいます。長男(小4)は勉強することはあまり抵抗ないようですが、「受験だ・医者だ」に関してはプレッシャーを感じ抵抗しています。私自身も反対で、なんとか阻止してますが、何度となく再燃します。ほかにあと3人下に兄弟たちがいて、彼らの犠牲も目に見えます。二男(小2)も「おまえはパイロットだ」としこまれています。「講習受けたら本(シリーズでそろえてる長男の好きなものの続き)を買ってやるぞ!」と駆け引きにも出ました。すっかり脅しです。私には「抽象的な理論ばかりいってどうする。」と詰め寄る始末。夫婦で第2次ベビーブーム世代でまさに競争の中でやってまいりました。私自身も劣等感・嫉妬の塊でした。感覚を直すのに時間がかかりました。やっとスタートラインです。子どもたちにはそんな想いをしてほしくないのです。自分の魂で感じた仕事に就き、わくわくして世のため人のため自分のために生きてほしいのです、自立してほしいです。時折私の感覚もぶれるときがあり、怖いです。愚痴になり失礼しました。

投稿: ヒナサワ | 2011年12月19日 (月) 01時24分

やまさん。ありがとう。大事なものを見失わずに子どもを育てたいですね。

投稿: 古山 | 2011年12月21日 (水) 23時49分

ヒナサワさん、御苦衷のほどをしのんでおります。でも、世界に一人でも、その子の感じていることを大事にしてくれる人がいると、子どもの精神は曲がらないものです。

投稿: 古山 | 2011年12月21日 (水) 23時51分

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