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イエナプラン教育の非凡さ

 オランダの専門家たちによるイエナプラン教育紹介の第2日、ワークショップに参加してきた。
 非凡な教育方法だと思った。その非凡さが、ちょっと普通の意味と違う。一つ一つやっていることは、世界レベルで見ればさほど特別ではない。

 例えば、サマーヒルタイプの自由学校だと、生徒を教室内に拘束していないから、その特徴は一目でわかる。シュタイナー学校のにじみ絵やオイリュトミーも一目でわかる。イエナプランは、そういうタイプではない。班活動をしているときの日本の学校に似ている。しかし、基本的なコンセプトがぜんぜん違う。

 イエナプランは、「それぞれの人のかけがえのない価値」、「それぞれの子どもがその人らしく発達する権利」というようなものを、言葉だけで終わらせないぞ、絶対に子どもの中に実現するぞ、という意志そのものに思える。
 たいへん柔軟であるし、教師の名人芸も必要としない。

 イエナプランの中核は、教師のリーダーシップと、子どもの自主性のバランスの取り方にある。教師中心授業にもいかない、子どもにすべてを任せもしない。固定点ではなく、中庸を求めてバランスを取っている。

 イエナプランの学校は、自発性もあるし社会性もあるという子どもをたくさん生み出すだろう。教師の名人芸を必要とせず、具体的な方法は柔軟なので、移植しやすい。オランダでここ30年くらいの間に急速に広まったことが理解できる。共同性も重視した教育なので、日本でも大きく広がれると思う。

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