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不登校は教育改革の道しるべ

 教育改革を本気で考えるなら、不登校をあるがままに捉えるところから始めるのがいちばん良いと思う。ほんとうに、教育の根本的な見直しになるのだ。

 不登校問題の解決を、学校関係者だけに任せてはいけない。文科省も教育委員会も学校も、解決できなかった問題なのだ。

 学校の先生からは、不登校の持つ重大な意味が見えないのである。不登校になるのは、クラスに一人、せいぜいで2,3人である。みながなるわけではない。だから、その少数者に特殊事情があっのだ、という捉え方になる。それぞれの特殊事情をいかに解決して学校に来させるか問題になる。

 しかし、この解決法は個人事情も家庭事情もからみ、至難のことである。だいいち、そのための人員も資金も学校にない。また学校の方の問題点を棚上げにしている。
 これでは、不登校問題が解決しなかったのは当然なのである。

 民間でフリースクールなどやっていた立場からすると、不登校になった子が、学校では萎れたりイガイガだったりしているのが、家庭や他の場所では明るく過ごしているのをたくさん見ることになる。

 学校教育って、いったい何? という疑問が自然に湧いてくる。不登校という現象は、学校教育が何であるかのたいへんよい鏡なのである。
 不登校を、安易に子どものせいにしてもいけないし、学校のせいにしてもいけない。「この子にとってはどのような教育が必要か。そのためには、どのような制度が必要か」そこから考えるべきである。

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コメント

不登校の子の何人かを見て思うのですが(フリースペース等)
子供は教室で、「命が大切にされていない!」と感じたのだと思います。登校している子達の中にも、感じて、イライラしている子は多いです。
そこから、いじめ等も出てしまうのです。
学校だけでなく、会社も、社会全体、そういう所が日本は多い。
本音でものを言うと、すぐ反感を買います。

ここでだって、本名でものを言いにくかったりします。だから、発言者0ばっかりなんじゃない?

投稿: e | 2008年5月16日 (金) 13時06分

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